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これで丸わかり!?実際の准看護学校の学生生活について語ってみる

准看護師の学校に入りたいと情報収集してみるものの、インターネットで出てくる情報はどこも似たりよったりでいまいちピンとこない。

学校のHPを見ても、自分のイメージと重ならなくてリアルに感じられない。

「実際のところ、准看護師の学校ってどうなの」「どんな感じなの?」というアバウトな疑問を少しでも解決できればいいなと思って書いてみます。

みなさんのすべての疑問を網羅することはできませんがまとめてみました。

1.子育てしながら通えますか?

結論を言うと、「子育てのサポートを十分受けることができるならば可能」だと思います。

准看護学校は授業が午前のみ(午後のみ)というところがほとんどですが、子供の体調不良や急ぎの事態、子供の行事などで毎回学校を休んでいたら単位が取れなくなってしまいます。

臨地実習は1日(8時~16時くらい)がかりですし、実習を休むことはできません。

休むことができないというと語弊がありますが、休んだら実習の単位が取れないので、別日に「補習」という形で1人で実習を行うことになってしまうのです。

それでも良ければ休めますが…私が知る限り真面目に資格取得を目指している人の中に実習を休む人はいませんでした。

実習を休んだ人はやる気がなくて中退しようと考えている人でしたね。

同級生に子持ちの方はたくさんいましたし、もちろんシングルマザーもいました。

でもちゃんと授業も実習もこなしていて「家族のサポートがあるからできる」と話していました。

私は当時結婚もしていなかったし、もちろん子供もいませんでしたので、アルバイトしながら学費を稼ぎその他の時間は自由でした。

通信制の看護学校に通い始めて、ようやく子育てと学業の両立が厳しい世界であることを実感している最中です。

准看護師は看護師よりも取得しやすい資格ではありますが、子育て中の方はサポート体制を十分整えて家族の理解を得ることが重要です。

2.実習って大変ですか?

これは、なんとも言えないですが、私は大変ではなかったです。

いや、むしろ楽しかった。

なぜならば、私は看護学校在籍中に手痛い経験をして中退しました。

そのおかげで准看護学校の実習は全く辛くなく、むしろ楽しみとすら思えるほどでした。

なんて楽な実習なんだろうと思った記憶があります。

私も中退経験があるので、精神的にかなり影響を受けてしまう人が多いのも実習の特徴ですね。

緊張のあまり不登校気味になる人もいますし、実習病院に来ると病棟までたどり着けないくらい精神的に不安定になる人がいたり。

医療の世界ってそれだけ閉鎖的で、特殊で、普通の感覚では馴染めないものなんだろうなと思います。

それに段々慣れてきて、みんな資格を取って仕事もできるようになるわけです。慣れってすごいですね。

おおざっぱですが実習の流れを書いてみます。

 実習の流れ 

  • 8:00 実習グループ全員で病棟のナースステーションへ向かい、申し送りがせかせかと行われている最中に、空気を読みながらグループリーダーが「おはようございます。今日から実習をさせていただく○○看護学校実習生〇名です。よろしくお願いします」と挨拶をする。
  • 8:30 病棟全体の申し送りを聞く。
  • 8:45 実習指導者を頑張って見つけて捕まえて(指導者に避けられることが多い)、その日の実習目標を発表する。(目標を伝えている間も、指導者がなんとなく機嫌が悪いように見える)
  • 目標を伝えた後から、質問攻めに合う(なぜそうするの?何のためにそうするの?根拠は?計画立て直してね)
  • とにかく質問攻めに合うのでそこからフリーズしてどうしていいか分からなくなる
  • 先生のところに泣きつきに行く。(実習中は先生も来ている)
  • 先生と計画を見直して、また指導者を捕まえて発表する
  • 9:30 患者さんに挨拶してコミュニケーションをとる。
  • その後オムツ交換などをするために指導者を捕まえに行く
  • ようやく捕まえたと思ったら、オムツ交換の手順についてあれこれ質問攻めに合う
  • ようやくオムツ交換ができるところまでたどり着き、指導者に一緒にやってもらいたいことを伝えると「え、もうオムツ交換終わったし」と言われる
  • 「え、いや、さっき私、オムツ交換したいって計画まで立ててあなたにお伝えしましたやん」(←心の声)と思いながら悔し涙を流す。
  • その後、一日やることは違えど同じことのループ
  • 最終的に「私の存在って、私って一体…」と変な方向に考え始める

 

目が死んでる猫にゃん太
とにかく捕まえる。捕まえるしかないのだ。それしか実習を終わらせる術はない。

さぁ、いかがでしたか?実習が怖くなりますね。

しかし!実習は次の言葉で乗り切りましょう!

「慣れる」「気にしない」「楽に考える」「深く考えない」

「誰も看護学生に期待していない」「そもそも指導者は自分に興味がない」「空気のような存在」

実習は、そんなことをぐるぐる考えながら1日を過ごしていく感じなのです。

全く良いこと言ってないけど、でも本当にこんな感じです(´_ゝ`)

正看護師と准看護師で求められているものが違うので、准看護師の実習はその日1日をとりあずこなしていくことで大体クリアできるのではないでしょうか。

正看護師の実習はこんなものじゃないはず(想像)

私は中途半端に知識があったため、准看護学校の実習が苦にならなかったんだと思います。

結論!『実習は大変です。でも、指導者のことを気にせず楽な気持ちでいること、力を抜くこと、必要以上に頑張りすぎないこと。これができると実習の大変さが和らぎます。』

参考になるどころか恐怖を感じさせてしまったかもしれませんね。

でも、このお話は極端なパターン。

世の中、お優しい指導者さんが多いので大丈夫です!

もしこのパターンに当たったら、運が悪かった!と諦めましょう。

3.お金がかかりますか?

入学前に示してある入学金、授業料、教科書代などなど、そのあたりはもちろん必要経費として入学前に分かると思います。

それ以外の出費についてですが、『大きな出費はないが小さな出費はある』です。

学校によっても違いますが、修学旅行とか研修旅行がある学校もあるし、単位を落とせば追試の費用もかかります。

あとは資格取得のための費用(受験費用、資格登録費用)ですね。

昔の記憶なので思い出せない部分もありますがこの程度の出費があるくらいで、基本的には各学校のHPや資料に載っている必要経費が主なものになると思います。

4.勉強は大変ですか?

これは、人によって受け取り方が異なると思いますが、あえて言うなら『大変ではない』と思います。

それは、准看護学校の受験資格が「中学校卒業程度」であることから、その段階に合わせた内容になっているからです。

実際、教科書の中身も専門用語はかみ砕いた表現になっていることが多く、分かりやすい言い回しがされています。

例えば、正看護師になるために学習する科目に「解剖生理学」と「病理学」というものがあります。

准看護師になるためにそれに相当する科目は「人体の仕組みと働き」「疾病の成り立ち」という名称になります。

この時点で、なんだか専門的で敬遠しがちなイメージから、「ちょっとくらい読んであげても良くてよ?」くらいのイメージに変わると思います。

なので、勉強自体は努力次第で何とでもなるレベルです。

だからといって准看護師のレベルが低いということではありません。

もちろん、資格試験に簡単に受かるというわけでもありません。

あくまでも、分かりやすくて扱いやすい内容になっているということです。

どんなことでも努力で人生なんとかなるもの。

学校生活や勉強に対する不安はあまり感じなくても良いかもしれない、というのが私の考えです。