そろそろ看護師国家試験に向けて試験勉強を始めないといけない。
でも、いろいろな出版社から過去問題集が発売されていて、どれを買えばいいのか分からない。
そんなあなたに贈る、今日のテーマは…
『くみたん’Sベスト・オブ・ザ☆看護師国家試験対策問題集』
私も過去問題集はどれを選べばいいのやら…と本当に悩んでいました。
私なりのメリット、デメリットを調べてきましたので参考にしてもらえると嬉しいです♪
6種類の過去問題集を比較
今回比較する過去問題集はこちら☆
- 医学書院:系統別看護師国家試験問題集
- さわ研究所:これで完璧!看護国試過去問完全攻略集(黒本)
- メディックメディア:クエスチョンバンク 看護師国家試験問題解説
- メディックメディア:クエスチョンバンク Select必修 看護師国家試験問題集
- メヂカルフレンド社:看護師国家試験問題 解答・解説
- メヂカルフレンド社:看護師国家試験 パーフェクト!必修問題対策
この4社(6冊)を独自目線でレビューします♪
① 医学書院 系統別看護師国家試験問題集
特長 | ◎必修問題と一般・状況設定問題が丸ごとセット!本体5,400円+税で購入できる! ◎必修問題:過去8年分全て+それ以前も数問掲載。 解説も含めて1冊にまとまっている。ページごとの切り取り不可。 ◎一般・状況設定問題:過去5年分+予想問題・解説を掲載。 ページごとの切り取り可能。 ◎第110回看護師国家試験 解答&解説も掲載 |
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メリット | ◎字の大きさが丁度よくて見やすい印象 ◎解説も詳しく掲載されている ◎必修+一般・状況設定がセットでこのお値段はお得! ◎過去問題のボリュームが丁度良い気がする |
デメリット | ◎解説は詳しく掲載されているが、図表やイラストが少なく視覚的に理解しにくい印象 ◎文章が多いのでしっかりと読み込まないといけないため上級者向きかも ◎国試でるでたBOOKが付いているが、これも中身が少し上級者向きの印象があり読むのに頭を使う |
<プチまとめ>
医学書院の解説は文章で読ませるタイプなので、直感的理解を得にくい印象。
きっとすごく為になることがたくさん書いてあるんだろうけど、解説を読むこと自体が面倒に感じてしまった私。
最初は、『お!必修も入っててこのお値段はお得!解説も詳しいし、医学書院がいいなー』と思っていましたが、最終的にお得感よりも読みやすさを重視。
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② さわ研究所 これで完璧!看護国試過去問完全攻略集(黒本)
特長 | ◎問題と解説が分かれている ◎過去問16年分掲載!他者と比較にならない圧倒的問題数 ◎7領域13冊の本形式、ページごとの切り取り不可 ◎『さわ研過去問アプリ』と連動 |
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メリット | ◎国家試験問題はプール制!問題数の多さはピカイチ ◎解説の図表、イラストなどは医学書院より多い印象 |
デメリット | ◎問題と解説が別の冊子で使いにくい印象 ◎ページごとの切り取り不可 |
<プチまとめ>
誰でも聞いたことがあるであろう、さわ研究所の赤本・黒本!
赤本は必修問題、黒本は一般・状況設定問題が掲載されています。
この本のとにかくすごいところは圧倒的な問題数!!過去16年分もの過去問が掲載されているので、これを何回も解いていれば合格間違いなしと思わせてくれるような印象があります。
実際、さわ研究所の書籍紹介でもそのように謳われています。
しかし!私の個人的な残念ポイントは、問題と解説が別冊子になっているということ。
意外と問題と解説を照らし合わせるのが面倒でした。
あっちを開き、こっちを開き、その手間がちょっと…。机の上のスペースも2冊広げるとちょっと幅を取る。
赤本レビューはできなかったので分かりませんが、赤本・黒本は、最終的な仕上げに活用するといいのかな。
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③ クエスチョンバンク 看護師国家試験問題解説
特長 | ◎過去問10年分(11回分)掲載! ◎別冊で前年度(109回)国家試験問題&解説あり ◎イラスト、図表が豊富! ◎ページごとの切り取り可能 ◎アプリと連動させるシリアルコードがついている |
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メリット | ◎図やイラストが豊富で分かりやすい構成 ◎問題の解説だけでなく、関連する事項の解説もあり ◎レビューブックと完全対応しているので知識を深めやすい |
デメリット | ◎字が小さく読みにくい印象 ◎本がかなり分厚いので扱いにくい |
<プチまとめ>
大人気のメディックメディアシリーズ!頑張れ看護学生というサイトも有名です。
この本の良いところは、イラストや図表が多くて理解しやすいということ。
問題数は残念ながら他者に劣りますが、それをカバーするように関連事項の解説や類似問題ありなどの表記がされているため、QBアプリも活用すれば完全カバーできると思います。
クエスチョンバンク+レビューブック+QBアプリのトリプル活用がかなり良い!
そして、シリアルコードは翌年も同じものが使える模様。捨てずに取っておくと良いかも。
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④ クエスチョンバンク Select必修 看護師国家試験問題集
特長 | ◎過去に出題された必修問題全問(第93~110回)に、知識を補う予想問題を追加した、合計1,008問! ◎レビューブックとクエスチョンバンクに対応! ◎本形式、ページごとの切り取り不可 |
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メリット | ◎図やイラストが豊富で分かりやすい構成 ◎レビューブックやクエスチョンバンクに対応しているので知識を深めやすい |
デメリット | ◎字が小さく読みにくい印象 |
<プチまとめ>
私が過去に使用していたselect必修は予想問題が半分以上を占めていたので、過去問派の私としてはこれで大丈夫なんだろうか…と不安を拭えなかったのです。
しかし!!そんな心配は無用になりました!
2022年度版必修シリーズは大幅に問題数が増えたようです!
過去18年分の900問+予想問題を追加した、合計1008問掲載!
これでクエスチョンバンクシリーズ最強になりましたね。
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⑤ メヂカルフレンド 看護師国家試験問題 解答・解説
特長 | ◎10年分+αの過去問題、2400題以上を掲載 ◎問題をユニット配列!(同じテーマの問題を(必修)(一般)(状況)の全種類から集めて構成) ◎ページごとの切り取り可能 ◎「紙+デジタル」いいとこ取りの勉強法! 「Web問題集」が無料で使える。本での学習では絶対おさえておきたい重要問題を学び、Web問題集では本紙に未掲載の類似・発展問題を多数解くことができる |
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メリット | ◎解説が簡潔で読みやすく分かりやすい ◎ユニット配列なので問題の種類に関係なく関連知識をまとめて理解できる構成 |
デメリット | ◎柄や図が少ない印象 ◎解説が簡潔なので中身が薄く感じる 追記:関連知識の解説ボリュームがおよそ1.5倍にアップ! ※2021年版との比較 |
<プチまとめ>
問題解説は簡潔で理解しやすいが、これだけの知識で大丈夫なんだろうかと心配になり、他の書籍も購入したくなる衝動に駆られてしまいます。
ユニット配列はとても良い!類似問題がひたすら並んでいるので、問われ方の違いを感じながら解くことができます。
今までは解説のボリュームは他者に劣るかなという印象でしたが、2022年度版より解説ボリュームが1.5倍にアップしたようです。
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⑥ 看護師国家試験 パーフェクト!必修問題対策
特長 | ◎第93回~第110回の過去18 年分(第103 回追加試験含む)の必修問題を掲載! ◎穴埋め式ドリルで知識確認+過去問&予想問題で知識の定着確認 ◎ページが見開き完結で見やすい!左が「ドリル」右が「問題」 |
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メリット | ◎見やすい、読みやすい、解説が簡潔で分かりやすい ◎問題数が多い(過去問+予想問題) |
デメリット | ◎穴埋め式ドリルだが同じページに答えが書いてあるため、穴埋めに答えを書く必要性を感じずそのまま空白で使っている ◎解説が簡潔で分かりやすいが、問題に対する解説だけなので関連知識を深めることはできない。詳しいことは自力で調べるしかない。 ◎図表やイラストが少ない印象 |
<プチまとめ>
パーフェクト必修は、問題数だけでいえばさわ研究所と同じくらいでしょうか。
とにかく問題をひたすら解いていきたい人にはお勧めできます。
必修問題は過去問をたくさんこなす方が良いと思うので、問題数が多いものを選ぶ方が無難かな。
解説は簡単にしかされていないので、自分で追加学習しないといけないかなという印象。
国試前の最後の仕上げに活用できそう。
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まとめ:私が選んだ問題集
この4社(6冊)を見比べて、私が購入したのは…
『クエスチョンバンク 看護師国家試験問題解説』
『看護師・看護学生のためのレビューブック』
詳細はこちらから↓
問題集は本屋で中身を確認してから購入しても良いかもしれませんね。勉強のスタイルに合わせた自分に合う一冊をぜひ選んでください。
番外編 ~こんなのもおすすめ~
まず、プチナースから出ている『看護学生スタディガイド』
『レビューブックは自分で捕捉をしていかないと使えない本』『スタディガイドはこのままで十分使える本』という紹介をされたことがあります。
実際読んでみましたが、両社ともあまり差はないような気がします。
スタディガイドの方が見やすい感じを受けましたが、内容がちょっと簡潔すぎるような印象もあり、結局私はレビューブックを購入。
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次に、東京アカデミーが出している『でた!でた問 看護師国家試験高正答率過去問題集』
こちらは正答率70%以上の過去問題820問を科目を超えて類似・関連問題別に編集してあります。
問題編と解答解説は切り離し可能となっていて便利!
お値段も本体1,429円+税とお手頃なのでおすすめです。