看護学生必見!苦手な看護過程の展開がサクサク進む!?考え方

パソコンと白い紙とペン

看護過程は学生の苦手な課題、NO.1!!(くみたん調べ)
全国の様々な看護学校で、いろいろな看護理論を用いて看護過程を展開していると思います。
看護過程の展開はあまり得意ではないのですが、通信制の紙上事例演習(看護過程の展開)は今のところ『再提出なし』で頑張っています。

そんな私を見た友達から、『くみたんはどうやって看護過程の展開をこなしてるの!?教えてよ!』と言われることがあったので…。

なんと!!今日は、特別価格で!!(0円で!)

 


通信制看護学校の看護過程を展開するときの私なりの考え方をUPしてみようと思います♡

 

毎度お伝えしておりますが、これは完全に私独自の考え方です。こういう考え方もあるんだなーという程度に参考にしていただけると嬉しいです♪

そもそも看護過程って何だろう

看護過程は、患者の情報から問題点を抽出 ⇒ 看護診断 ⇒ 看護計画立案 ⇒ 看護実践 ⇒ 評価 という一連の流れを考えていくものです。毎日の仕事の中で当たり前に行っている思考を言葉で表すという、なんとまぁ面倒な代物です。

そんな看護過程を展開する時に、よく混同してしまうのが『医学的な側面から捉えてしまうこと』看護過程は『看護の側面』から考える必要がありますので、頭がごちゃごちゃしてきたときはいったん深呼吸して、『これは看護か?』と考えるようにしてみてください。

独自ポイント① 患者を中心に考える!

紙上事例演習では、郵送で情報用紙が送られてきます。
例えばこんな情報があるとしましょう。

【患者情報】
Aさん 60歳 男性 病名:脳梗塞(左麻痺) 既往歴:糖尿病、高血圧症

ここでやりがちなのは…脳梗塞にフォーカスしすぎて偏った考え方になること。
そして、一般販売されている看護過程の参考書に載っている『脳梗塞の患者に対する看護過程』なんてものを見てしまうことです。
この参考書を見る!という行為の是非については後でお話しします。

この患者は『脳梗塞』を発症しています。それは間違いありません。
しかし、ここで『脳梗塞を発症した患者』という考え方をしないのが私流です。
私は、『Aさんが脳梗塞を発症した』と考えるようにしています。

 


何が違うの?言葉の前後が入れ替わっただけで言っていることは同じじゃない?

 

言い方の違い?いえいえ、この患者ありきの考え方がとても重要なんです。

ここで考えるべきは、Aさん(60歳、男性)というひとりの人間がいて、その人が脳梗塞という病気になってしまった、ということです。
脳梗塞を発症した人は世界中にたくさんいます。でも、今、私の目の前にいるのは世界中でたったひとりのAさんという人。看護過程を展開する時に忘れてはならない重要なポイントです。

患者中心の考え方ができないと個別性に繋がらず、『脳梗塞だからこうなるはず!』という疾患を中心とした一般的な考えに至ってしまう可能性があります。

学生はここでつまずいてしまうんですね。
指導者や教員に、『あなたの記録、患者さんが全然見えてこないわ』と言われたことがありませんか?疾患に囚われすぎて、看護計画に患者さんの個別性が全然取り入れられていないために『あなたは患者さんにどうなって欲しいの??』と聞かれてしまったり。

看護の中心は患者。これをしっかり押さえておくと看護過程の展開の大筋がブレなくなります。

独自ポイント② 疾患理解は基本中の基本!冊子作成!

疾患理解は看護をする上での基本中の基本。これがベースにあるからこそ、看護を展開できるのです。現病歴はもちろん、既往歴に対する病態生理、治療、検査、一般的な看護までしっかり勉強しておくと良いと思います。

学生の時に、情報がごちゃごちゃしてまとまらなくなるのは、このような基本的な学習がきちんと行われていないからかなと思います。
疾患を理解していれば、それによって起こることが簡単に分かるようになりますし、既往歴との関連性も理解しやすくなります。

Aさんは脳梗塞を発症していて、既往歴に糖尿病や高血圧症もあります。

学生の時によく思うのは、受け持つ患者は単純明快な疾患で、既往歴に慢性疾患がない人がいいなぁ…ということ。
でも、そんな患者ってわずかですよね。高齢になればなるほど慢性疾患を抱えることが多くなります。そんな時、『あぁーーーーーー、既往歴とか面倒くさい!!脳梗塞だけなら楽なのにーーーー!!!!』と思ったり。

看護過程を展開するときに様々な疾患が絡んでくると、情報がさらにごちゃごちゃして何をしているのかが分からなくなって負のループ。だからこそ、疾患の理解はとても重要です。

とはいえ、頭の中はすごくシンプル。『脳梗塞のこと』『糖尿病のこと』『高血圧のこと』これだけです。ここではAさんがどんな人とか、余計な情報は頭に入れません。とにかく、疾患とそれに関係する検査や治療や看護などをただ追い求めていくんです。

私は看護過程を展開するときは、パソコンを使って情報をひたすら集めてまとめて、ひとつの冊子にしています。いわゆる事前学習ですね。病態生理、治療に必要な薬の情報、食事療法、検査データの見方、看護のポイントなど、教科書やインターネット上から信頼できる情報を取り入れたり。

この冊子を開けば、他の物はなにも見なくていいというくらい、必要な情報をぎっしり詰め込んでいます。
この事前準備をした上で看護過程の展開をするようにしています。事前準備にはもちろん時間がかかりますが、これをしているかしていないかで考え方や展開の進み具合にかなり違いが出ます。『時間がない!やばい!間に合わない!』と思う時こそ、まずは落ち着いて。急がば回れです。とにかく土台となる知識をちゃんと学ぶことが大切ですよ。

独自ポイント③ なぜ?と思うことは徹底的に調べる

例えば、『脳梗塞で左麻痺』という情報をみて、どんな疑問が浮かびますか?

 


左麻痺だから右脳梗塞だね!

 

そうですね。疑問じゃないけれど…左麻痺だからこの患者は右の脳が梗塞したんでしょう。

でも…『右の脳ってどのあたり?』って考えることありますか?

脳梗塞(左麻痺)って情報で書かれてしまうと、中途半端に知識があるので『あぁーそうなのね』って終わってしまうんですよ。そこをもう一歩!ちょっと深く踏み込んでみてください。私、脳の解剖にすごく詳しいわけじゃありませんので、具体的なことは差し控えますが(笑)
『脳梗塞(左麻痺)』という情報から、『脳のどの部分が梗塞されると、どのような症状が出るんだろう』というところまで考えてみてください。

とにかくどんな情報も『なぜ?』という視点を持つことが、紙上事例演習をスムーズにすすめる鍵かなと思います。

他にも、60歳ってどういう時期?男性ってどういう特徴があるの?という疑問も大事。
単純に『60歳で、男の人なんだね』と思うのでなく、それがAさんにどのような影響を及ぼすのかを考えると良いのかなと思います♪

独自ポイント④ 疾患別の看護過程の参考書を見ないこと

世の中にはたくさんの疾患別の看護過程の本が売られていますね。とても便利だし参考になります。その分値段もちょっとお高いのですが…。買いたくなりますね。でも私は買いません。
苦痛な看護過程を終わらせるために…という思考で手にしてしまうと危険だからです。

私はこれら疾患別の参考書を『悪魔の書物』として恐れ、未だに手に取るのを躊躇しています。
なぜ『悪魔の書物』なのか、というと…

『参考書の展開方法以外の考え方が浮かばなくなるから』です!!

この思考回路は危険です!デンジャーです!!私の中では自分を窮地に追い込む書物です。
もちろん、人によっては上手に活用されている人もいるでしょう。でも、一度でも形が出来上がったものを見てしまうとそれに影響されませんか?私はそれが怖くて見れません。

むしろ、見ない方が私の看護観が活かされた個別性のある看護過程の展開ができると思っています。というか、そう信じています(笑)
この参考書たちはとても素晴らしい実績のある方々の本です。きっと綺麗に情報をまとめて、脳梗塞の患者の看護なんて読んだだけで『ワォ!すごいわ!ワンダフル!グレイト!』なんて叫びたくなるのでしょう。

でも、それってAさんのことではないんですよ。悲しいことに。どれだけ情報をAさんに置き換えても、やっぱりしっくりこないのです。だから私は参考書を見ずに、看護過程の展開をするときはいつも真っ白な状態でいることを心がけています。1から自分で考えていきます。

とはいえ、もちろん何も見ないで自力で考えるなんてことはできません。
そこで登場するのは『症状別の看護に関する参考書』です。
いろいろあると思いますが、私はこのようなものを使っています。

 

症状別の良いところは、まさに症状に合わせた具体的な情報収集ができることです。脳梗塞で起こる症状は、もしかしたら糖尿病でも高血圧症でも起こる症状かもしれません。症状から疾患の関連性を理解していくことができるので、私はとにかく症状から全体を把握していくようにしています。

患者に起こっている症状を詳しく掘り下げていくことで、患者の身体に何が起こっているのかを把握していくやり方です。現病歴が脳梗塞だろうと糖尿病だろうと高血圧症だろうと、私が見るのは現時点でのAさん。脳梗塞の症状ばかりに気をとられて、今、Aさんが困っていることは何なのかを見過ごさないようにしましょう。看護は病気を治すのではなく、患者のセルフケアの不足している部分を補いつつ、自立に向けて支援することかなと思います。

看護過程を展開する時は、疾患ではなく今起きている症状から考えていくとアプローチの方法を様々な視点から考えることができておもしろいですよ。

独自ポイント⑤ 看護に正解・不正解はない、あるのは根拠

いろいろと看護過程に関する私なりの考え方を書いてきましたが…結局、看護に正解とか不正解はないと思っています。同じ情報から得られるものは人それぞれ違っていいんです。
人と違うことをすごく気にする人っていますよね。授業を受けているとそれをよく感じるんですが、人と違うことは別に悪いことじゃないんですよ。
重要なことは、自分の考えにきちんとした『根拠』があるかどうかなんです。

100人学生がいて、99人が同じ意見で自分だけ違ったとしても、残り99人を納得させられる根拠が言えたらそれでいいんです。自分が考えた看護過程の方向性の根拠がブレていなければいいんです。『99人と同じ意見だから、良かった私は間違ってなかった』と安心感を覚えて考えることをやめてしまうほうがもったいないです。

『あなたはどうしてそう考えたの?』と問われたときに、しっかり自分の考えを伝えることができるかどうかが正解・不正解の分かれ目なのかなと思っています。

看護過程はやり始めると楽しくなる

私の結論はここですね。いろんなことを考え始めると、患者にとって良い方法は何だろう、どうすればこの問題を解決できるだろう、患者は何を思っているんだろう、想像力がかきたてられて楽しくなってしまいます。どこまでも、自分の努力次第で突き詰めて考えていけるのが楽しくて仕方ないという、ちょっと普通とは違う感覚を持っているのかもしれません。

『看護過程は、情報の一つ一つを細かく分けて調べ、現在の患者を思い浮かべながら進めていく』

なかなか難しいのですが、私は行き詰ったとき『患者にとってどうなのか』をひたすら考えるようにしています。紙上事例演習は再提出が多い課題ですので、1回の提出で合格をもらえるよう気合いを入れて取り組むことをお勧めします。妥協はだめですよ。ストイックに頑張りましょう♪

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