通信制看護学校の単位認定試験の中でも、1番の難関であると思われる「解剖生理学」と「病理学」。大まかな試験内容や試験時間、試験方法、さらに試験の問題数を勘違いしたことなどちょっとしたハプニングも含めてお伝えします。
認定試験は試験会場で一発勝負
昔、先輩からいただいた言葉をこの日ほど思い出したことはありません。
「看護の勉強は、解剖に始まり解剖に終わるのよ!!」
えぇ、先輩、私もそう思います。あぁ、後悔先に立たず。
通信制の看護学校の単位認定試験は、基本的にはインターネットで行われます。しかし!解剖生理学と病理学だけは、学校で試験を受けなければなりません。
自宅でテストを受けることができれば、教科書や参考書をちょっと、そう、ちらっとだけ見ながらできるのに!(←心の声)
んが、そうもいかない、本番一発勝負の解剖&病理。
解剖生理学・病理学の試験内容&試験時間
まず、解剖生理学。
試験内容は、インターネット上で配信されている練習問題を中心に出題されていたため、おそらく解剖生理学はパスするんじゃないかなぁと思っているところ。
冒頭でも言いましたが、「解剖に始まり、解剖に終わる」の言葉通り、基本的な身体の仕組みについてですので、きちんと正しく(←ここ重要)記憶していればなんとか合格できると思います。
しかし、今回出題された問題はラッキーとしか言いようがない。全く違う問題だったら危険レベルかもしれません。あくまで「今年は」という意味で捉えてくださいね。
そして、問題数は50問、マークシート方式で、制限時間は40分です。
この時点で、もう時間内に終わる気がしない私。50問で40分て!!厳しい!
ちなみに解剖生理学には、「総論」と「各論」のそれぞれで単位認定試験があります。
解剖生理学単位認定試験(総論・各論)
試験内容:インターネット配信の練習問題中心(今年は)
問題数:50問 マークシート方式 試験時間:40分
そして、病理学も「総論」と「各論」それぞれの試験があります。
病理学単位認定試験(総論・各論)
試験内容:疾患名を問われる内容が多い。練習問題とは全く違うオリジナル問題(超難関)
問題数:50問 マークシート方式 試験時間:30分
私、私、ここでやってしまいました。
試験時間30分、だ・か・ら、問題数30問だね!(すごい思い込み)
終了5分前の知らせ。
「はい、あと5分でーす。」
え…、おかしい、まだページが残っている…。
ま、まさか!!!!ガサガサ(ページをめくる音)
な、な、なにーーーーーーーーーー!!!!ご、50問じゃねーか!!!!ガーン(古っ)
残り5分の宣告を受けた時点で残っている約20問。もう、涙目。
諦めるな!私はできる子!諦めたらそこで試合終了!はいっ!安西先生!
心の中で絶叫しながら、わき汗半端なく、これが交感神経刺激!?と思いつつ、マッハのスピードで最後まで駆け抜けました!!
しかも、病理学のマークシート方式。本当に理解していないと、消去法が使えない。なぜならば…
①a,d ②b、c ③a、b、d ④a~dのすべて
おいおいおいおいおいおい!!こんな選択肢ありかよ!まじかよ!
もうやめてーー、涙目。これから試験を受けるであろう皆さん。どうかしっかり勉強してね。私も追試だと思うので頑張ります!
基礎看護技術でも問題数を勘違いしていた
基礎看護技術、問題数50問。試験時間50分?だったかな。インターネットでのテスト。
分かっていたはずなのに!!
インターネット上の問題を開くと、冒頭部分にまやかしの呪文が…。
「1~43までの問いに答えなさい」
この時点で、普通気付くべきことなのに。トータル43問ってあり得ないよね、と。
で、どうなったかと言うと。43問と信じ込み、安心しきっていた私は43問までしか解けなかったという結末。正答6割で合格。大丈夫か、私。
そもそも本当に冒頭に43問って書いてあった!?というところから疑い(笑)
人間焦るとだめですね。
やはり、解剖生理学と病理学の単位認定試験は、自宅ではなく学校の試験会場で行われるので正しい知識を身に付けていないと合格は難しいでしょう。中途半端に知識がある准看護師だからこそ、適当に済ましがちな分野だなと再認識。
先輩の言葉、「解剖に始まり、解剖に終わる」を胸に頑張ります。